アミグダリンの作用

アミグダリンの作用とは?

 

ビワの葉に含まれるアミグダリン。 その作用とは。

 

アミグダリンそのものには毒性は無いのですが、

 

アミグダリンを含む果実を傷つけたり、動物が食べたりした時、

 

アミグダリンは果実の仁に存在するエムルシンという酵素や、

 

動物の腸内細菌のβ−グルコシダーゼという酵素によって分解され、

 

シアン化水素(青酸、猛毒であるが長期保存すれば分解されて無害になる)を発生させます。

 

 

このシアン化水素は非常に強い毒物で、

 

細胞のミトコンドリアに存在する、チトクロムCオキシダーゼという酵素に結合し、細胞の呼吸を妨げます。

 

ですがエムルシンは、アミグダリンを含む未熟な果実などと一緒に含まれている事が多く、

 

アミグダリンを含む果実が熟していく過程で、

 

このエムルシンの作用によりアミグダリンは分解され、濃度が下がっていきます。

 

この時に発生する青酸も時間と共に消失していきます。

 

 

そいて致死量としては、遊離した青酸の状態でおよそ60mgとされており、

 

この量を満たすためには多くのアミグダリン(未成熟なウメで100〜300個ほど)を必要とするため、

 

少量であれば命の危険にさらされるほどの効果は表れません。

 

 

こういった事から、

 

熟したウメやアンズなどを人が経口摂取しても青酸中毒に陥る心配はほぼ無いと言えるでしょう。

 

 

以上のことが、アミグダリンの作用で、解毒効果に関わります。

 

スポンサードリンク

関連ページ

ビワの葉温灸とは?
ビワの葉温灸とは? ビワの葉温灸は、家庭でできる自然治癒力を高める療法です。昔、医療が発達していない時代から重宝されてきています。医療が進んだ現代でも、家庭できる療法として重宝されています。
薬効について
ビワの葉の薬効とは何の成分が体に良いのでしょうか? 基本となるのが、三点ほどあります。薬効について解説します。
特徴ってなに?
ビワの葉温灸は、優れた家庭療法として古くから伝えられ活用されてきました。 古くから伝わってくるなかで、ビワの葉温灸の特徴があることがわかります。